道州制.com 活動報告
道州制.com の活動と 道州制の動きを観察する 『デイリーウォッチング』を記録しています。
「地域主権型道州制実現」で日本を再生できるか!シンポジュウム参加報告
 1月26日(土)、東京都内の如水会館にて「「地域主権型道州制実現」で日本を再生できるか!」をテーマとするシンポジュウムに参加してまいりました。

パネリストは以下のとおりです。

 コーディネーター・パネリスト:濤川 栄太氏(哲学者 平成塾・塾長) 
          パネリスト:江口 克彦氏(道州制ビジョン懇談会座長) 
                片山 善弘氏(慶応大学教授・前鳥取県知事)
                鳥羽 博道氏(ドト−ル・日レスホールディングス)

 参加者は300人〜350人ほどで、年齢層は男女問わず若い方から年配まで幅広い方々が参加されていました。
 各パネリストの発言から特に印象に残ったものを報告いたします。

片山氏
 道州制とは47都道府県の形、組み合わせの問題だと考えがちですが、その本質は現在の日本国中央政府のカタチをどうするかの問題、即ち基本は中央政府の解体再編のツールとしての道州制であること。また、現状の(ほとんど末期症状にある)中央政府は新たな政策課題に答えられていない状況にあり、政治は日本の将来ビジョンが欠如していること。更に、中央政府が地方行政に過干渉であること。
 
江口氏
 現在の中央集権体制が既に限界にきていること、また、全国一律の企画がいかに無駄を生じさせていること、中央政府が、ヒト・物・金が東京を中心集めて好きな様にコントロールしていること、したがって「中央集権」が諸悪の根源である。あくまでも「中央集権」の対義語としての「地域主権型道州制」であり、いま言われている「地方分権」には騙されないように。

鳥羽氏
 この国を変えるには「道州制と首相公選制」しかないとし、また日本の財政状況がいかに国際的にみていかに酷い情況であること、今後、この国はすでに永遠に借金しつづけていくしかない国になっていること、加えて、自民党のある元幹事長は、「日本の財政は5年位で破綻するだろう」と発言、他方民社党のとある幹部からは、「いや、5年もつだろうか」と言われているように、中央政府の財政改革が一向に進んでいないこと。

 このように、発言内容を聞いているとなんとも悲観的・絶望的になりそうな内容でしたが、パネラーの方々の本音、冗談を交えてのトークにより、主張内容とは逆に、会場の雰囲気は明るく、終止笑いや拍手が絶えなかったことが印象的であり、現在抱える日本の再生の処方箋は何であるかを理解するには十分に資するものでした。今回は、4氏のパネラーそれぞれのお立場からの主張ではありましたが、主張の趣旨や背景には共通項が見られ、それゆえ会場の参加者各自が今後「道州制」について考える契機になりえたのではないでしょうか。まさに大変に有意義な時間でありました。

シマ

【2008/02/17 16:46】 デイリーウォッチング | トラックバック(-) | コメント(-) |
 | 最新の状態 | 





01 | 2008/02 | 03
[S] M T W T F [S]
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 -
道州制.com
  • Author:道州制.com
  • 『道州制』検索ナンバーワンサイト
    『道州制.com』は、生活者のための道州制実現を目指し、市民による地域づくりと道州制実現を繋ぐ 「道州制」専門のポータルサイトです。
  • RSS